進研ゼミ小学講座の特徴やメリットを徹底解説!料金や有料オプションについても説明
進研ゼミって聞いたことはあるけど、実際効果あるのかな?
と悩んでいませんか?
実は、進研ゼミ小学講座は、子供の学力向上に必要な要素を多数兼ね備えた、非常に優れた教材です。
デューク大学のある研究では、小学校段階で学力を向上させるためには、「学習習慣」が最も重要だとされています。進研ゼミ小学講座は、この「学習習慣」を身につけるための最高の教材です。
私は小学校教員として、子供の学力を向上させるためにどのような方法が適しているかを理論的に考え、日々研究しています。
この記事では、学力を定着させるために進研ゼミがどの程度信頼できるのか、メリットやデメリットを経済学や教育データを使いながら小学校教師目線で解説します。
この記事を読めば、進研ゼミが自分の子供に適しているかどうかが分かり、購入するかどうかを判断することができます。
ぜひ最後までご覧ください!
進研ゼミはどんな家庭に向いているのか!?
まず、進研ゼミを紹介する前に大切なことをご紹介します。
一番理想的な学習は「進研ゼミ」に入会することではありません。
記事冒頭と言っていることが違うように感じますが、これは明確な根拠を持って話しています。
- ベネッセ教育研究開発センター(BERD)が行った調査
-
家庭での環境・生活と子ども の学力には様々な要因が影響していることが分かった。例えば、「本(雑誌や漫画を除く)を読む時間」や「テレビを見る時間」、「食事時に親子で会話する時間」、「就寝時刻」、「朝食を食べる頻度」などは、国語・算数共にA層(最高水準)とD層(最低水準)で有意差が見られた。
参考サイト:ベネッセ教育研究開発センター
- 朝日新聞社記事
-
子供の学力と家庭の所得には相関があるが、それよりも重要な要因は「親子で話す時間」や「親の教育への関心」であることが分かった。例えば、年収300万円未満でも、子供と毎日話す保護者は年収1000万円以上でも話さない保護者よりも子供の学力が高かった。
参考サイト:朝日新聞EduA
- 保護者や同居人がいつも子供の勉強をそばで見て、アドバイスをすることができる。
- 子供の頑張りをいつも見守り、積極的に褒めることができている。
- 子供が学習にたいして意欲的に取り組む環境を整えている。
- 親が一方的に勉強をさせるのではなく、自分から勉強をさせるよう根気強く学習にに取り組ませることができる指導力を有している。
- 日頃からコミュニケーションを図り、子供との適切な関係を築くことが可能である。
以上のような条件を満たせるのであれば、特別な学習教材を購入せずに家庭内で学習を進めた方が効率的です。
しかし、
子供の勉強の面倒を毎日見る余裕はないかなぁ。うちは共働きだから、一人で勉強してもらう時間がほとんどだし・・・
という家庭がほとんどではないでしょうか。今は核家族化が進み、祖父母に学習を教わるという家庭も減少してきました。
進研ゼミが優れているのは、そんな多忙な家庭に対して親の代わりに手厚いサポートをしてくれるということです。
ただでさえ子育てをしながら仕事、家事を両立させるのが大変なのに、学習の面倒を見る余裕なんてない、という家庭は活用を検討することをオススメします。
家で一人でも学習ができ、費用もなるべく抑えられる。それが進研ゼミ小学講座です。
- 子供の学習の面倒を見る暇がない
- そもそも子供に勉強を教えられるほど親の学力が高くない
- 共働きである
- 核家族で子供にかけられる時間が限られている。
- 子供の将来を真剣に考えている。
このように、家事に仕事に忙しいけど、子供には将来に向けてしっかりと学習してほしいという保護者にはうってつけの教材となっています。
進研ゼミの特徴とは!?料金も解説!
【進研ゼミ小学講座】進研ゼミの基本情報進研ゼミ小学講座は小学生向けのオンライン学習教材であり、小学校で学ぶ基本的な教科を網羅しています。
自宅での学習をサポートすることができ、学習者の習熟度に合わせた学習が可能なため、多くの家庭で採用されています。
進研ゼミは「タブレット学習」と「紙学習」の二つを選ぶことができます。それぞれのメリットデメリットについて分かりやすく説明します。
タブレット教材と紙教材のメリット一覧
タブレット学習 | 紙学習 | |
---|---|---|
期待できる学習効果 | 音声や動画があるため、興味を持ちやすく、継続して学習に取り組みやすい。 | 記憶の定着が高く、学力向上に大きな効果が期待できる。 |
学習方法の変更 | 後から紙教材に切り替えられる | 後からタブレット教材に切り替えられる |
メリット1 | 楽しく学習できるため、学習習慣が身に付きやすい | 知識を定着させるのに大きな効果がある |
メリット2 | 学習の進捗状況に合わせて学ぶ内容を自動的に調整してくれる | 目に優しく、長時間の学習にも向いている |
メリット3 | どこでも学習できる | 電源が不要でいつでも学習できる |
タブレット学習のメリット【学習習慣が身に付く】
【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチ体験動画タブレット学習の大きなメリットは「学習習慣が身に付く」ということです。
小学校段階においては、家庭学習(宿題)の役割として学力の定着よりも学習習慣の定着を優先させることが望ましいとされています。
しかし、この学習習慣を身に付けることは簡単ではありません。
- 苦手な問題があると、解きたくなくなる。分からないのにどんどん新しい問題が出てくると一気にやる気をなくす。
- 分からない問題があっても相談する相手がいないと、やる気をなくす。
- 答えを書いても数日後に丸付けが返却されるため、あっているかどうかを確認する習慣がつかない。
- そもそも学習に興味を持てない。
- 頑張ってもテストで良い点数を取れない。
- 勉強を頑張っても自分にメリットを感じない
このように問題が難しかったり、相談できなかったりすると子供は継続して取り組むことが困難になります。
その結果、楽で楽しいゲーム等に逃げてしまい、さらに学習に対する嫌悪感を増やしてしまうことになります。
大人であっても、困難な課題が目の前にあれば現実逃避としてスマホを見たり外出することがあるかと思います。
学力の定着についてハーバード大学のフライヤー教授が行った学力に関する研究を紹介します。
フライヤー教授は2つのグループを作り、一方のグループにはテストの結果や才能にについて褒め、もう一方のグループは勉強した努力を褒めるという研究をしました。
すると、才能について褒められたグループよりも努力を褒められたグループの方が学力に良い影響を与えていたことが分かりました。
つまり、学力を向上させ、学習習慣を身に付けさせるためには才能や結果ではなく努力を認めるような声掛けや支援が必要になるということです。
学校の宿題をやることで褒める先生はほとんどいません。むしろ、宿題をしてこなかった結果だけを見て叱る先生は山ほどいるでしょう。
テストの結果を褒める親はいますが、それまでの努力と結び付けて褒める親は多くありません。むしろ仕事で忙しすぎて子供の学習についてかまってあげられない親も多いです。
普段の学習や努力を認めるような環境を作っていないと子供の成長を阻害してしまう恐れがあります。
しかし、進研ゼミ小学講座のタブレット学習「チャレンジタッチ」でこれらの問題を解決できる優れた学習教材になっています。
- 子供の得意不得意に合わせてAIが問題を出題
- 苦手な問題を分析して自動で問題を出題してくれる。
- 得意な教科は学年を超えて学べる
- 動画レッスンがあり、一人でも理解できる
- 自動採点だから、定着が早い。
- 電子書籍も読むことができ、知的好奇心を伸ばすことができる
- 学習を達成するとご褒美をもらえる。
- 赤ペン先生が丸付けや回答に対して褒めてくれる
タブレット学習をさせることでこれまで課題として挙げられていた学習習慣の定着に大きな効果をもたらすことができることが分かります。
もちろん最終的には子供のやり遂げる力が必要になってきますが、一度習慣化してしまえばそこまで苦にはならないはずです。
紙教材のメリット【理解を深めやすい】
一方で紙教材の「チャレンジ」は理解を深めやすいことが挙げられます。
東京大学とNTTデータ経営研究所が共同で行った研究で、人間の脳は物理的な紙に書いたときの方が情報を記憶できることが分かりました。
もちろんこれは限定的な条件の下行われた研究で、この結果が全てに当てはまるわけではありません。
しかし、単純な学力を向上させるには紙教材の方が有効的であるというのが一般的です。
もともと学習意欲が高いお子さんであればタブレットよりも紙教材の方が効果的であるといえます。
また、紙教材の「チャレンジ」もタブレット教材「チャレンジタッチ」同様に学習習慣を身に付けさせるための仕組みが作られています。
- 雑誌を読むことができ、知的好奇心を伸ばすことができる
- 学習を達成するとご褒美をもらえる。
- 赤ペン先生が丸付けや回答に対して褒めてくれる
お子さんの性格や好みに合わせて適切な学習教材を選びましょう。
タブレット教材・紙教材のデメリット一覧
もちろん、これらの教材にはデメリットも存在します。
タブレット教材 | 紙教材 | |
---|---|---|
デメリット① | 充電切れや故障時には学習できなくなる | 紙が増えるとかさばり、スペースを取る |
メリット2 | 眼の疲れや集中力の低下が考えられる | タブレットに比べると楽しんで学習に取り組めない |
メリット3 | 記憶の定着が紙より優れてはいない | 躓いたところを自分で解決することが難しい |
タブレット教材のデメリット
タブレット教材は常にタブレットの充電に注意を払う必要があります。学習後のルーティンとして習慣化することでこの問題を解決することができます。
また、長時間タブレットを見続けていると目の疲れや集中力の低下を心配する方もいます。ただし、学習時間として適切なのは学年×10分と言われています。目の疲れを心配するほど学習する必要はないため、そこまで心配する必要はないかと思われます。
さらに紙教材のメリットで述べたように記憶の定着は紙の方が優れているという実験結果があります。しかし、子供によって向き不向きがあり、タブレットの方が学習習慣が身に付くのであれば、そちらを優先したほうが合理的です。
あくまで実験は一般的な理屈であって、長期にわたって活用することを考えるとそこまで気にする必要はありません。
いくら紙の方が学習効果が高いからと言って、学習習慣が身に付かなければ全く意味がありません。
紙教材のデメリット
紙教材は学習を重ねていくたびに紙の量が増え、スペースを取るようになります。毎月ドリルやプリントが届いてくると1年が経つ頃にはかなりの量になってきます。
逆に言うと学習の成果を実感しやすいとも言えます。「これだけ頑張ってきたんだ」子供が自信を付けるきっかけにもなると言えるでしょう。
また、タブレット学習と比べれば継続的に取り組むのが難しいといえます。紙教材を継続して取り組ませるには保護者の力の見せ所ともいえるでしょう。
子供が分からない問題にぶつかったときであっても、家族内でサポートできるといですね。
利用料金について
保護者としては料金について無視することはできません。進研ゼミがどのくらいの料金がかかるのか解説していきます。
基本料金は学年によって異なる
基本料金は高学年につれ高くなってきます。また、時期によってキャンペーンが発生し料金も常に一定ではありません。ここでは2023年4月現在の料金を紹介します。
毎月払い | 6か月分一括払い | 12か月分一括払い | |
---|---|---|---|
1年生 | 4020円/月 | 3,610円/月 | 3,250円/月 |
2年生 | 4,320円/月 | 3,890円/月 | 3,490円/月 |
3年生 | 5,320円/月 | 5,000円/月 | 4,460円/月 |
4年生 | 5,590円/月 | 5,370円/月 | 4,980円/月 |
5年生 | 6,710円/月 | 6,460円/月 | 5,980円/月 |
6年生 | 7,150円/月 | 6,880円/月 | 6,370円/月 |
こちらが基本料金となります。1年生と6年生では月々の料金が3,000もの差がありますね。当然その分、教材の充実度が変わってきます。
また、「タブレット教材」と「紙教材」で基本料金は変わりません。紙だからといって安くなるわけではないことには注意が必要です。
まずは6カ月お試して受講してみるのもいいですね。
タブレット代金は6カ月利用で無料に!
「チャレンジタッチ」を選択した場合タブレットを中心とした学習になります。
タブレットって自前で用意しないといけないの?
タブレットは進研ゼミが提供する「学習専用タブレット」のみ使用可能です。ご家庭のタブレットは利用できません。
学習専用タブレットは学習のコンテンツのみ利用可能で、外部のインターネットとは通信できない仕様になっています。
そのため、気付いたらタブレットで遊んでいたなんて心配はありません。
そうなると、当然気になるのはタブレット代金です。
進研ゼミから送られてくるタブレットは初期費用として支払う必要はなく、利用期間に応じて後で端末代金を支払うことになります。
状況 | かかる料金 |
---|---|
6カ月以上「チャレンジタッチ」を継続して受講した場合 | 0円 (6カ月経過後は退会してもタブレット代金を請求されることはありません。) |
6カ月未満の退会、もしくは紙教材に変更した場合 | 8,300円(税込み) |
タブレットを故障させた場合の交換費用 | 39,800円(税込み) |
サポートサービスに加入した状態でタブレットを故障させた場合の交換費用 | 3,300円(税込み) |
6カ月以上チャレンジタッチを継続した場合端末料金を支払う必要はありません。もちろん最初に端末代金として請求されることもありません。
そのため、まずは6カ月お試しで受講させてみるのも一つの手です。
また、故障させてしまった場合は約4万円の交換費用を払う必要があります。
「チャレンジパッドサポートサービス」という1年間3,600円(税込み)の保険に加入していると交換費用を3,300円(税込み)に抑えることができます。
特に下の学年だと水をこぼしてしまったり、落としてしまったりすることで故障する恐れが高いです。事実学校現場でも、端末を故障させてしまう子供は一定数います。
子供の端末の扱いに不安を感じる方はサポートサービスに加入しておくといいですね。
保護者へのサポートが手厚い【仕事で忙しくても大丈夫】
進研ゼミが他の学習教材と大きく違う点は「保護者へのサポートが手厚いこと」にあります。
冒頭で述べたように、忙しくて子供の学習に時間を掛けて見守ることができない保護者にとってこのサービスはとても効果的であるといえます。
子供の学習状況がメールで送られてくる【おうえんネット】
子供が学習した内容や結果が保護者のスマホにメールで送られてきます。成績を確認できるだけでなく、頑張りを褒めてあげることもできるので職場からでも子供の頑張りを認めてあげることができます。
大切なのは「結果を褒める」のではなく、「努力を褒める」ことです。
どこにいても親からの「勉強頑張っているね」という一声は子供の意欲につながり、「もっと頑張ろう」と意欲的になるでしょう。
仮にテストでうまくいかなかったときも、「問題をよく見ればよかった」「運が悪かった」と結果に対して反省するのではなく、「勉強が足りなかったのかな」「勉強方法を見直してみよう」と勉強の過程を反省するようになります。
このおうえんネットはぜひ有効活用してほしい機能です!
保護者同士で悩みを解決!【まなびの手帳】
無料で公開されている「まなびの手帳」というアプリを使うと、保護者同士で子育てや学習法などの悩みを質問したり、相談し合ったりすることで悩みを解決することができます。
実際にアプリを見てみましたが、どの方も真剣な内容が多く、とても丁寧な話し方をされている方が多い印象を受けました。
悩みを近所のママ友に相談するのもいいですが、より客観的に悩みを相談したい場合はこのアプリで聞いてみるのもいいですね。
また、会員の場合、子供の学習状況をこのアプリで一括管理できます。メールだと逐一確認するのが大変ですが、アプリで管理できるのは便利ですね。
おすすめ有料オプション講座3選
小学講座では基本料金に加えて、追加で申し込むと利用できる有料オプション講座が用意されています。
2023年4月時点で9つ用意されているのですが、全て受講するのは現実的ではありません。
中には受験対策に特化しているような内容もあり、全ての方にオススメとはいえません。
今回は「中学受験を希望しているわけではない」かたにもオススメな有料講座3つを紹介します。
作文・表現力講座(3~6年生)
うちの子書く力が全然ないんだよなぁ~。作文が宿題に出ると「何書けばいいか分かんない」と言われて心配になっちゃう。
と悩む方も多いのではないでしょうか。
子供の「書く力」を育てるには長い目線で見ていかなければいけません。
近年はタブレットやスマホで動画やゲームを楽しむ子が増加してきており、「活字離れ」も問題となっています。
書く力は数日で身に付くようなものではなく、日頃の読書習慣や活字に触れる機会を増やすこと、定期的に文章の添削をして徐々に向上していきます。
- 週1回約20分程度の教材が2カ月ごとに送られてくる。
- 論理的思考力・豊かな語彙力・多面的記述力を伸ばすことができる。
- 赤ペン先生による添削を受けられる。
学校でも作文指導を行いますが、全員の児童を丁寧に添削できているかと言われると厳しい現状があります。
作文を書くことは学校でも多々あります。ただし、教員によるフィードバックが十分でなく、「書いて終わり」という状況も珍しくありません。
他の教科指導と生徒指導をしながら一人ひとりの作文を丁寧な添削をすることはかなり厳しく、個別に応じた最適な指導ができないのが学校現場の現状です。
この作文・表現力講座はそんな手間暇かかる「書く力」をじっくり時間をかけて育てることのできる教材となっています。
毎回払い(2か月分) | 1年分一括払い | 2年分一括払い(5年生のみ) |
3,390円/回 | 3,220円/回 12カ月分総額:19,320円 | 3,220円/回 24カ月分総額:38,640円 |
2カ月で1回分の料金が発生します。1年分(6回分)一括払いのほうが少しお得になるようです。
3年生以上から受講可能になります。お子さんの書く力が気になる方は一度お試しで受講してみるのもいいですね。
【英会話】オンラインスピーキング(1~6年生)
中学、高校と英語を習ってきたはずなのに、私は全然英語を喋れない・・これから英語は必須のスキルだから身に付けさせたいけどどうすればいいんだろう・・
と悩むことはありませんか?
ただ教科書で英語を学ぶだけでは英語を使ったコミュニケーションができるようにはなりません。それを解決するのが「オンラインスピーキング」です。
オンラインスピーキングは外国人講師との1対1の英会話レッスンです。英語の点数が伸びるようになったからと言って会話に使えるようになるわけではありません。
語学を学ぶ上で大切なのは「覚える」ことではなく、実際に「使う」ことです。
このオンラインスピーキングでは英語を「使う」力を講師と楽しみながら育むことができます。
この講座は契約回数分のレッスンを毎月受講することができ、契約回数によって以下の表のように月料金が変わってきます。
利用回数 | 金額(月あたり) |
---|---|
月1回 | 1,080円(1,080円×1回) |
月2回 | 2,160円(1,080円×2回) |
月3回 | 2,980円(994円×3回) |
月4回 | 3,980円(995円×4回) |
月あたりの料金で比較すると月3回の契約が一番お得なようです。
レッスン時間は1回あたり約15分に設定されています。
少し短く感じますが、子供の集中力を考えるとこのくらい短いほうがいいのかもしれません。大切なのは継続して取り組み続けることです。
もっと長い時間受けさせたいのであれば、他の英会話教室等に通うことも考えてもいいですね。
オンラインスピーキング | 一般的な英会話教室 | |
時間 | 時間の融通が利く。送り迎えの手間や心配を減らすことができる。 | 送り迎えがあるため、学校や他の用事との時間の調整が必須になる |
価格 | 安く、月料金が数千円で済む | 高い。月額数万円かかる場合もある |
講師 | ネイティブスピーカーが多く、子供を専門としている講師が多い。 | 日本人講師が教えていることも多い。 |
継続性 | 15分という短時間のため、集中力を保つことができる。 時間の融通が利きすぎるために、受講をしなくなってしまう恐れもある。 自宅でレッスンを受けるため、「学習モード」への切り替えが必要となる。 | 教室に赴くため、学習のモチベーションを高めることができる。 同世代とのコミュニケーションもあり、継続しやすい面もある。 講師の相性に大きく左右される。 |
学習効果 | 個別でレッスンをうけるため、自分のレベルや目的に合わせて最適な指導をしてくれる。 ネイティブスピーカーの発音に触れることで英語の発音やイントネーションを正しく学ぶことができる。 | 日本人講師などの場合は発音や文法などに誤りが含まれる場合がある。 グループレッスンの場合、教材やレッスン内容が自分のレベルと合わず、学習効果が低くなる恐れがある。 |
まず、前提として子供によって向き不向きがあり、この表が全て当てはまるわけではありません。
一般的にオンライン英会話の方が個別に応じた学習内容、講師の質、学習効果が高いと言われています。保護者の立場からしてみても送り迎えなど、時間の融通が利く点もメリットになります。
一方学習のモチベーションを維持するのは英会話教室の方が優れていると言われることが多いです。自宅で学習するとなると、学習モードへの切り替えが難しく、学習効率が落ちてしまうことがよくあります。
オンライン学習を選ぶのであれば、勉強専門部屋を作る、1週間の中でオンライン学習の日を明確に定め、習慣化するなど家庭の中で学習環境をしっかりと整えてあげる必要が出てきそうです。
どちらが適切かはお子さんによって変わります。メリットデメリットを踏まえたうえでよく考えましょう。
- 契約回数に応じて利用料金が変わる
- 1レッスンの時間は約15分
- 外国人講師とのコミュニケーションを通じて「英会話力」を身に付けることができる。
- 学習効果が高いが、継続して取り組めるかが課題。
プログラミング講座(1~6年生)
小・中学校でプログラミングが必修化となり、高校でも「情報」という科目でITに関する知識やプログラミング力が必要となってきました。
しかし小学校現場でプログラミング教育を盛んに行っている学校は限られた地域や学校だけです。
学習指導要領改訂に伴い、プログラミング教育を行うことが決まりましたが、具体的にどのように進めていくかは各自治体や学校に任されています。
全くノウハウのない状態で丸投げされてしまい、ただでさえ通常の業務だけで手いっぱいなのにプログラミング教育までに手が回っていないのが現状です。
将来、プログラミング的思考が必須の能力と言われている中、学校現場だけにプログラミング教育を任せられるような状況ではないと言えます。
アニメやゲームをプログラミングで作成する
ゲームやアニメのプログラムを実際に自分で作ることができます。
小学生向けに作られており、専門知識が無くてもプログラムを組むことができ、自分でキャラクターを操作する面白さを体験することができます。
プログラムを作成するうえで、失敗はつきものです。目的を達成するために試行錯誤を繰り返すことで「プログラミング的思考」を身に付けることができます。
これらの学習をすることでプログラミングができるようになるわけではありません。
プログラミング的思考が身に付くようになり、プログラムを作成するときの基礎的な力を習得することができます。
情報モラルを身に付ける学習もある
近年、小学生の間でも「スマホ」や「SNS」のトラブルが増加してきました。
これからの子供たちはそういった情報機器と距離を置くのではなく、適切に取り扱っていく必要があります。
プログラミング講座では、プログラミングの知識だけでなく、パソコンの使い方や情報の調べ方など幅広く学習することができます。
早めに情報リテラシーを見に付けて損することはありません。
お子さんをトラブルに巻き込まないために、一番大切なのは適切な知識を身に付けさせることです。
受講料金や学習量、教具など
プログラミング講座は1カ月に14レッスン、1年間に168レッスンも受けることができます。
1週間に約20分~40分ほどの教材があるため、継続して取り組むには十分な量の学習をすることができます。
ご家庭にあるパソコンでプログラミング講座を受講することもできますが、「チャレンジタッチ」で配られるタブレットで受講することも可能です。
通常の学習に加え、プログラミングも学べるととても便利ですね。
1年分一括払い | 6カ月分一括払い | 毎月払い |
2,900円/月 12カ月分総額:34,800円 | 3,300円/月 6カ月分総額:19,800円 | 3,480円/月 |
まとめ
以上、進研ゼミ小学講座についての説明でした。
総合的にみると価格、学習量の面で進研ゼミ小学講座はオススメの教材と言えるでしょう。
勉強ができるようになれば、学校の授業も楽しくなり、自己肯定感を高く保つことができます。
子供の可能性を広げるのも狭めるのも保護者がいかに環境を整えてあげるか次第です。
どのお子さんにも進研ゼミが適切であるとはいえません。しかし、選択肢としてはかなり優秀な教材であると言えます。
まずは資料請求から試してみませんか?